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2016年02月23日

『白暮のクロニクル』とうとう禁断の週刊連載に手を出してしまった(^^ゞ (ネタバレ注意)

そうか、章太は伊集幸絵の息子かぁ……。
このマンガの設定がどうなっているのかわからないけど、オキナガがこどもを作れるとは思えないから、多分、章太は竹之内のこどもではない。
にしても、戦後、あんなになっちゃって困っていた章太を竹之内が放っておいたのは不思議。
戦中は竹之内も戦争に行っているからどうにもならなかったかもしれないけど……。
目を覚ました章太が竹之内に格別な反応を示さないことから考えると、わたしの読みが違っているのかも。
でも、伊集幸絵と章太の目元のあたりそっくりなんだよなぁ。

*  *  *

久保園さんが怪しいところをもうひとつ。

1巻120ページ、「先に帰っちゃって」た久保園さんの「急ぎの用」ってなんだったんだろう。

2月28日追加 :
久保園さんには内面の声が一切ないというところも怪しいといえば怪しい。
内面の声がない登場人物は他にもいっぱいいるし、第6巻の犯人と目された須本には内面の声があったから、これをもって必ずしも怪しいとは言い切れないかもしれないが……。

3月2日追加 :
「羊殺し」が内臓を抜いていくのは、もしかして、「なりあがり」や「蘇生」を防ぐため?
オキナガは失った手や足をくっつけることはできても再生させる機能はないようだから、腎臓、小腸、大腸、肝臓といった生存に不可欠な臓器がなければ血分けされてもなりあがることはできないのではないだろうか。
第6巻の事件で偽物の「羊殺し」が抜いたのは、なくても生存できる臓器だったから、あの時点で紫堂が血分けを試みていたら、茅野亜沙子は、もしかしたらなりあがったかもしれない。
鈴川なえはどういう理由があってか、重要な臓器を抜かれてはいなかったのだろう。

もうひとつ……、「羊殺し」は、その周辺にオキナガがいて、オキナガに疑いがかかる可能性が高い相手を被害者に選んでいるのではないのだろうか。
「羊殺し」の犯人は、オキナガではなくて、「オキナガを嫌い貶めようとしているグループ」だと、今のわたしは思っている。

3月6日追加 :
「オキナガを嫌い貶めようとしているグループ」の黒幕というか、バックボーンとしては、按察使の当家も怪しい。
20世紀初頭に娘をヨーロッパへ遊びに行かせることができたほどの資産家であり、現在もさまざまに手広く事業を展開しているらしい按察使家なら、その絶大な財力を使って政財界に影響力を行使することもできるだろう。
薫子さんの弟が、按察使邸事件の夜に、薫子さんを家に泊めず先に帰したというのも、意図があってのようにも思われる。

『白暮のクロニクル』第7巻、読了。久保園さんが怪しいよ〜。゜(゜´Д`゜)゜。 (ネタバレ注意
『白暮のクロニクル』第8巻読了(ネタバレ注意)
『白暮のクロニクル』第10巻読了(ネタバレ注意)
『白暮のクロニクル』とうとう、終わってしまった。(ネタバレ注意)
posted by 庵主 at 11:01|
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