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2018年01月29日

初めての大型アップデート(Fall Creators Update)

Windows10 パソコンの初めての大型アップデートを行なった。
今まで購入時のバージョン 1703 のままで使ってきたのだが、1709の次のバージョンが配信され始める前にやっておかなくちゃと、重い腰を上げたのだ。
いろいろ方法がある中で、選んだのはインストールメディア(USBメモリ)からの手動アップデート。
次期バージョンが配信され始めて、マイクロソフトのホームページから 1709 をダウンロードできなくなったときのためにも、インストールメディアは作っておいた方がよさそうだし、インストールの途中でネット接続に何かあった場合を考えても、インストールメディアを使うほうが確実だと考えたのである。

時間はかかったものの(メディアの作成を入れると2時間強)、アップデート自体は思っていたよりすんなり終わった。
アップデート後、操作が重くなることもなかった。

しかし、変わってしまった設定を再びカスタマイズし直すのは、もの凄~~~く大変だった。
肝心な高速スタートアップや LFS バージョンがデフォルト状態に戻ってしまったし、管理ツールからカスタマイズしていたサービスの設定もほとんどが戻ってしまっていた。
1703 ではできていた設定変更が、できなくなってしまったところもある。
微妙に違ってしまった操作性に戸惑ったり、新しく加わった余計な機能を無効にするためネット検索をしたりと、結局、ほとんど1日を費やして、それでもまだ半信半疑。

これからは半年ごとにこの苦労をしなきゃいけないのかぁ、と、気が重い。

Windows10 は今後、大型アップデートを繰り返すことで、どんどん変貌を遂げていくのだろう。
営利企業である Microsoft にとっては、現行の OS 1本だけに注力していればいい、無駄を省いた効率的なやり方なのだろうけど、ユーザーにアップデートをしない自由がなく、限定的にしかその時期を選ぶこともできないというのはとってもつらい。
ある日突然、非常に困ったタイミングで、それまで使っていたソフトウェアやデバイスが使えなくなるという事態もありだろう。

わたしはただ、自分好みに構築した環境を安定的に維持したいだけなんだけど……。
昔のワープロみたいな使い方ができればいいなと思うのだけど、パソコンでネットを便利に使っている以上、そういうわけにもいかないのかなぁ。
posted by 庵主 at 12:18| パソコン

2018年01月20日

パソコンが起動しない

CPU の「Meltdown・Spectre」問題のせいで今月は Windows Update が忙しい。
無視していられる問題でもないうえ、ヘタをするとクラッシュの可能性もあるようなので、神経使います。

加えて、1ヶ月以上前から、以前書いた、Windows10 パソコンが起動しない不具合が再燃してしまって、試行錯誤の毎日でした。

電源ボタンを押すと、メーカーのロゴマークが出てクルクルが回った後、電源ボタンは点灯しているのに画面は真っ黒、HDD も動いていないという状態になり、強制シャットダウンをした後再び電源ボタンを押すと起動するという症状。

電源プランを高パフォーマンスにしただけではだめだったのか……。
あと、何をすればいいんだろう?

ネットで調べて放電処理なんかもやってみたのだが、直らない。

イベントビューワを見てみると、この現象が発生するときは、「Kernel-Boot 前回のシャットダウンの成功状態は false でした。前回のブートの成功状態は false でした。」というのが出ている。
イベント ID は20。
「Kernel-Power イベントID:41 システムは正常にシャットダウンする前に再起動しました。このエラーは、システムの応答の停止、クラッシュ、または予期しない電源の遮断により発生する可能性があります。」もしっかり出てしまっている。
正常にシャットダウンしたときは出ているいくつかのイベントの書き込みも見られない。
どうも、OS の終了処理が正常に行われていないらしい。

メーカーのサポートセンターに電話して、かなりの時間をかけていろいろ教えてもらう。
「修理に出しますか?」と聞かれるが、必ずしもハードの故障というわけではないようだし、症状が固定しているわけではないので、直るかどうか……。
長期の修理保証をかけてあるので費用の心配はないのですが、単に初期化されて帰ってくるだけでは意味がない。

常駐アプリを外して一つ一つ検証していく方法を薦められたのですが、毎回の起動時に必ず症状が出るわけではないから、それをやっていたら、いつまでかかるかわからない。

で、もう一度イベントビューワを見直してみると、正常終了の時は必ず書き込まれている「WLAN-AutoConfig 4001 WLAN AutoConfig サービスは正常に停止しました。」というイベントが異常終了の時は書き込まれていないことに気がついた。

わたしはワイアレス LAN を使わないため、UEFI でこの機能を停止している。
なので、「WLAN-AutoConfig」は不要なサービスなのである。
というわけで、コンピューターの管理からこのサービスを無効にしてみた。

どうやらこれが正解だったらしく、今のところ症状は出ていません。

しかし、いずれワイアレス LAN が必要になった時はどうすればいいのだろう?
UEFI でワイアレス LAN を使えるようにして、さらにサービスを再開させれば、ちゃんと動くようになるのだろうか?


2017年10月15日 : Windows10 の電源プラン
posted by 庵主 at 06:23| パソコン
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