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2020年02月13日

1809 から1909 へ大型アップデート 手動メンテナンスの度に復元ポイントがすべて消える現象発生

1903 へのアップデートを躊躇しているうちに、1809 のサポート終了が近くなってきたので、1903 を飛ばして 1909 への大型アップデートに踏み切った。
今回はメディアツール作成も上手くできて、わりとすんなり終わることができた。

高速スタートアップはアップデートの後も無効のままになっていたのでこれはいいのだが、LFS バージョンと管理ツールからカスタマイズしていたサービスの設定はやっぱりデフォルト状態に戻ってしまっていたので、しこしこと設定をやり直して、だいたいいつもの状態に戻せたと思う。

しかし、1回だけだが外付け HDD を認識しない現象が出た上、タスクバーに言語バーが表示されない現象が多発。
言語バーの問題は、「スタートメニュー→歯車(設定)→デバイス→入力→キーボードの詳細設定→使用可能な場合にデスクトップ言語バーを使用する」のチェックを一旦外して入れ直すことで対処。

さらには、10日くらいしてから、手動メンテナンスの度に復元ポイントが消える現象が発生。

作業中の勝手な時間に始まってしまうのが嫌で、わたしはメンテナンスと復元ポイントの作成は毎日手動で行っているのだが、メンテナンスをやる度に、今まで見たことがなかった「自動復元ポイント」が作成されて、それ以前の復元ポイントがすべて消えてしまう。

うーん、これは復元ポイントは諦めるしかないのかな? と思いつつも、いろいろ検索してみて、Windows10 には、「システムの復元とシャドウコピー」の「クリーンアップ」で、最新の復元ポイント以外を削除する機能があることを知った。
で、復元ポイントが消える現象は、メンテナンス中に行われるディスククリーンアップに関係があるのではないかと推測。
もしかすると、言語バーが消える現象と同じなのかな? と、「スタートメニュー→歯車(設定)→システム→ストレージ」を見てみると、「ストレージセンサー」は「オフ」になっている。
「ストレージセンサー」は自動的に一時ファイルやごみ箱の中身などの不要なファイルを削除して、空き容量を増やす働きを持っているらしい。
そこでこれを一度「オン」にしてから再び「オフ」にしたところ、復元ポイントが消える現象は起こらなくなった。

やれやれなのだが、言語バーが消える現象が多発するのと同様、どういうタイミングでこの現象が起こるかがわからないし、これからも起こり得ることだと考えられる。
それを防ぐためには、毎日、手動メンテナンスをやる前に、「ストレージセンサー」のチェックの入れ直しをやればいいのかな?
面倒だなぁ……。
いずれにしても、「復元ポイント」はあまり当てにならないと、覚悟を決める必要がありそうだ。

また、スタートメニューをクリックしての歯車から設定する「言語バー」や「ストレージセンサー」が、チェックやオンオフで選択しているのと違う状態で動いていることがあるということは、つまり、設定画面の表示を見ただけでは、思い通りにパソコンを運用できているかどうかの判断ができないことになる。
もしかすると、「言語バー」と「ストレージセンサー」だけではなく、他の設定に関しても同様のことが起きているのではないか?
プライベートの設定などは大丈夫なのだろうか?
起動の度にすべての項目のチェックやオンオフの入れ直しをするわけにはいかない以上、そういうものだと割り切って使うしかないのかもしれないが、なんだかとってもモヤモヤする。

道具として使うための機械には、こちらの意向を無視して勝手に判断したり動いたりして欲しくありません。
パソコンという手元の機械の向こうには、誰が見ていて何をしようとしているかわからない、広大なネットの世界が広がっているのですから、なおさらです。
posted by 庵主 at 06:20| パソコン
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