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2016年08月26日

ホームページのお引っ越し

KDDI のホームページ公開代理サービス提供終了のため、こちらのサーバにホームページをアップしました。

新しい URL は、以下になります。

穗蓼庵 トップ
http://suiryow.halfmoon.jp/


乱読雑記帳
http://suiryow.halfmoon.jp/ryowcyuw/


ファンタジー ノベルズ ガイド
http://suiryow.halfmoon.jp/FT-guide/


井蛙堂
http://suiryow.halfmoon.jp/seia/


穗蓼庵デジタル写真館
http://suiryow.halfmoon.jp/HIKAE/ZU/


穗蓼庵記控
http://suiryow.halfmoon.jp/HIKAE/


どうぞよろしくお願い致しますm(__)m

まだヌケがあるかもしれません(>_<)
KDDI のページもしばらくはこのままにしておくので、完全なお引っ越しは、もう少し先になります。
posted by 庵主 at 11:43| お知らせ

2016年08月25日

やっぱり……au one net「ホームページ公開代理」サービス提供終了

KDDI から「「ホームページ公開代理」サービス提供終了について」のお知らせメールが来てしまいました。
2016年4月27日の「「ベツベツコース」終了……(>_<)」に書いたように、いつかはそういう日が来るのではないかとは思っていたのですが、がっかりです(/_;)
2017年10月31日付けで今あるサイトはすべて消えてしまうということなので、近々、わたしのホームページはすべてこちらのサーバへ移す予定で、準備しています。

KDDI で用意してくれている別会社の代替サービスは、「一般的なレンタルサーバーとは異なり、お客様によるサーバーへの接続はできません。FTP ツールなどを利用してサーバーに直接ファイルをアップロードすることはできません。」というものなので、自由度の点で難ありと思われて、食指が動きません。
自分でコントロールできないと、他社サーバへ移行したくなったときの処理なども大変です。

もっともわたしは、パソコン対応のホームページしか作っていないので、スマホや携帯にもきちんと対応できるホームページを作ろうとなったら、そういうサービスを使ったほうがいいのかもしれません。

*  *  *

しかし、ベツベツコースのアドレスを有料コースに変更して維持する意味がますますなくなってきてしまいました。
それでも、1月270円で、管理のしっかりしたアドレスを使うという点でのメリットがあるので、いくつかのアドレスはこのまま使い続けるつもりで、手続きをしています。
posted by 庵主 at 12:52| 独り言 , パソコン

2016年08月13日

電子書籍に踏み切れない(>_<)

家にあふれかえっている大量の本の山を見るにつけ、場所を取らず整理も楽な電子書籍は非常に魅力的に思えるのだが、わたしはまだ電子書籍に手を出せないでいる。

電子書籍は、いったん購入すれば永久に所有し続けることの可能な紙の本と違って、ある日突然読めなくなることへの不安が大きすぎるのだ。

紙の本であれば、売れないからという理由で絶版になってしまっても、何か問題があって回収ということになってしまっても、いったん購入した本は自分の手で廃棄しない限りは手元に残る。
次代に引き継ぐことも、他者に譲ることも可能である。
しかし、電子書籍はそうはいかない。

実際、配信元が撤退したために再ダウンロードの手段がなく、端末の故障などを期に購入したものが読めなくなってしまったり、アマゾンが著作権上の問題からKindle版の『1984』と『動物農場』を利用者の端末から無断で一斉に削除してしまったといった事例がある。

だいたい、電子書籍が始まってからたかだか20年足らず。
人の一生は100年近くもある。
昨今の動きの激しい技術革新や社会変革を考えると、購入した人が生きてある間、今ある配信元がサービスを継続するということはまず考えられないだろう。

例えサービスは継続していても、人の死に当たってアカウントを他者に引き継ぐことができない以上、その人が購入した電子書籍はその時点で消滅してしまうことになる。

*  *  *

電子書籍で購入者が手にするのは所有権ではなく、あくまでも使用権とか利用権といったものなのだ。

考えてみるに、配信されている間の閲覧権だけを利用者が買い取るという電子書籍のこの形は、昔の貸本屋や昨今のレンタルショップに近いものであるように思われる。
貸本屋やレンタルショップに比べれば、購入したものを手元に置ける期間は格段に長くはあるのだが、購入者の意思とは関わりなく、いずれは配信元の都合で書籍が購入者の手元から引き上げられてしまうことに変わりはない。

だとしたら、価格も紙の本の10分の1とか100分の1とかに押さえて欲しいものだとわたしなどは考える。
それならば、取り敢えず電子書籍で試し読みして気に入ったものだけを紙の本で購入することができ、紙の本の量の多さに音を上げている身にはたいへんありがたい。
しかし現実には、電子書籍の料金設定は、紙の本と同等かほんの少し安いだけのものとなっている。

これでは、電子書籍で試し読みをと考えると、同じ本を2冊買うのと同じになってしまって、とてものことに懐が持たないことになる。

*  *  *

もうひとつ気がかりなのは、大きな力が思想統制をしようと思ったとき、電子書籍は非常に容易な焚書坑儒の手段になってしまうだろうということだ。

アマゾンが既にやってみせたように、電子書籍は端末からの削除が簡単にできてしまう。
購入した人物の特定も簡単だ。
読書傾向からその人物の思想信条を数値化することも容易だろう。

これはとても恐ろしい。

*  *  *

わたしは実際に電子書籍を利用していないので理解が間違っているところがあるかもしれないが、とにかく、こんな理由で、わたしはまだ電子書籍の利用に踏み切れないでいる。

本の物理的容量を減らすという意味では、自分で電子データ化を行なう、いわゆる自炊という方法も考えられるのだが、わたしが消費する本の量からその手間を考えると、あまり現実的ではない。
きちんと装丁までされた本をバラバラに切り刻むことにも抵抗感が強い。
バラバラにしないで電子化する方法もあるが、これにはさらに手間がかかることになる。
自炊のために本を読む時間がなくなってしまっては本末転倒なのである。

しかし、電子書籍でしか読むことのできないものが増えてきているというのはなかなか悩ましい問題で、この先いつまで我慢していられるか……。
いろいろ書いてきたけど、あんまり自信はありません(>_<)
posted by 庵主 at 12:30| 独り言
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