『カオスノート』はわたしにはシビアだったけど、『ひみつのひでお日記』は楽しく読めました。
著者の家の犬と猫のエピソードがお気に入り(*^_^*)
猫派で、どうやら犬が苦手らしい著者の家にもらわれてきた犬に台詞が入り出したあたりから犬格が見えるようになって、絵的にもどんどん可愛くなっていくのが印象的。
最初は相手の心がつかめず、どう接していいか戸惑っていた著者の心が犬に入っていく過程みたいに思えて、なんだか嬉しくなってしまいました。
8才にもなって飼い主を変えなければならなかった超怖がりで他の犬が苦手なこの犬にはどんな過去があるのかな?
この犬の散歩を通じて、著者が他の犬の飼い主の方など、見知らぬ人たちと言葉を交わすようになっていくのも、わたしには嬉しいエピソードと読めました。
猫さんの方は最初から猫格が見えてとっても可愛いんだけど、この猫が著者の家に来たいきさつがなくていきなり登場というあたりは、ちょっと隔靴掻痒でした(^^ゞ
一代目犬さんに比べるととっても天真爛漫みたいに見える二代目犬さんや、女王様みたいな猫さんのその後がとっても気になります。
描いてくれないかなぁ……、とっても読みたいっ!!!
* * *
『ひみつのひでお日記』は、今回の描き足しを除いたほとんどをホームページに掲載された時点で読んでいたのだけど、やっぱり紙媒体の方が読みやすいと思ってしまうのは、わたしが古い人間だからなのかなぁ。
紙媒体だと、パラパラめくって、簡単に好きなところへ行けるのがいいと思うんだけど……。