パソコンを1台、PCリサイクルに出しました。
情報漏洩を防ぐために、ハードディスクを取り出して分解、ディスクを粉々にしてから、郵便局に持って行きました。
それにしても、相手をバカにしきった紋切り型の居丈高な口調で間違った知識を押しつけて来る、PCリサイクル専用窓口の電話対応には腹が立ったなぁ。
送られてきた書類を読んだら、言ってたことと全然違ってた。
自分の部署が相手に送付する書類くらい読んどけよ!! っていうか、ちゃんとした教育してない会社に問題があるんだろうな。
わずか数枚分の書類に目を通して理解しておくだけですむことなのに……。
このブランドのパソコンとは縁を切って正解でした。
PCリサイクルなんて、メーカーとしてはやりたくないだろうからこんなものなのかなとも思うけど、酷いもんです。
まぁ、このブランドへの未練がまったくなくなったので、それはそれでよかったのかもしれません。
今はサポートに定評のある他のメーカーのパソコンを愛用しています。
このメーカーのサポートには今のところ不満はありません。
2014年08月29日
髙村薫『四人組がいた。』(ネタバレ注意)
人死すらもユーモアに変換してしまおうとするブラックな感覚には違和感があって、もうひとつ素直に笑うことができなかった。
ただ、ブラック味が薄くてはじけちゃっててポンポコたちが健気で可愛い「四人組、伝説になる」は無条件に楽しめた。
「大事な子どもたちの」ために「頑張った」「タヌキの父さん」もいいし、「生まれ変わったら鳥になりたいと呟くダチョウ」もいいなぁ……。
「これだけでは転んでもただでは起きない四人組がただの〈いい人〉になってしまうが、そんなことがあるわけもなし」、「善意とは別に、ちゃんと腹に一物があったことは断っておかねばならない」と、作者はこの一編も一生懸命ブラックな方向へ持って行こうとしたようだが、多分その意図に反してこれがとても気持ちのよいお話にまとまって、私にはそれが大層好ましかった。
この村が「常世」の世界であることは小説中で明かされているけれど、常世の村に住み、不死の身であるらしい四人組の正体は何なんだろう?
「国つ神」とでもいうべき存在ででもあるのかなぁ。
ただ、ブラック味が薄くてはじけちゃっててポンポコたちが健気で可愛い「四人組、伝説になる」は無条件に楽しめた。
「大事な子どもたちの」ために「頑張った」「タヌキの父さん」もいいし、「生まれ変わったら鳥になりたいと呟くダチョウ」もいいなぁ……。
「これだけでは転んでもただでは起きない四人組がただの〈いい人〉になってしまうが、そんなことがあるわけもなし」、「善意とは別に、ちゃんと腹に一物があったことは断っておかねばならない」と、作者はこの一編も一生懸命ブラックな方向へ持って行こうとしたようだが、多分その意図に反してこれがとても気持ちのよいお話にまとまって、私にはそれが大層好ましかった。
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この村が「常世」の世界であることは小説中で明かされているけれど、常世の村に住み、不死の身であるらしい四人組の正体は何なんだろう?
「国つ神」とでもいうべき存在ででもあるのかなぁ。
posted by 庵主 at 05:44| 本