本場スウェーデンのヴァイキング研究の第一人者が、 「ノルウェー、フランス、ドイツ、アイスランド、デンマーク、イギリスなどの大学や博物館で活躍する第一線の研究者を動員して」まとめ上げたヴァイキング論の書。 「ヴァイキングの《末裔》たちが総力を挙げて達成した一大金字塔との高い評価を得ている」という、たいへんまじめなヴァイキングに関する研究書です──が、“図説”というところが味噌でして、細密に描かれた豊富なイラストのおかげで、これがとてもわかりやすく、見て楽しい一冊に仕上がっています。