イスラム教の最高啓典である“コーラン”は、岩波文庫から井筒俊彦による丁寧な翻訳が出ていますが、 本場のイスラム教の総本山からお墨つきが出ているという、 『日訳・注解 聖クラーン』がおすすめです。 発売元は三省堂。 “クラーン”というのはちょっと馴染みのない響きですが、こちらのほうが本来の発音には近いようです。本当は、“アル・ クルアーン”というのだそうです。 どちらかというと日常生活の手引きのような感じの聖典です。