コラム

KAIDAN NO KAGAKU YUWREI WA NAZE ARAWARERU by Nakamura Mareaki

怪談の科学

中村希明


怪談を心理学から解析

怪談を心理学の方面から解析する一冊。
しかし、決して、科学合理主義一辺倒で不合理を攻撃するという行き方ではなく、「怪談は本来難しく考えるものではなく、楽しむものなのである。 ──中略──この本はどこから読んでも、肩のこらぬエッセーを読むように一応の読み切りに趣向してあるので、納涼のづれづれにでもご笑読いただくのが著者の本当の望みなのである」 という姿勢で終始して、楽しい読み物になっています。

“PART2”も出版されており、こちらは、現代の新興宗教やオカルト療法などを扱っています。


『怪談の科学 幽霊はなぜ現れる』  KAIDAN NO KAGAKU YUWREI WA NAZE ARAWARERU by Nakamura Mareaki  中村希明 著  1988年7月20日  講談社ブルーバックス
『怪談の科学 PART2 たたりじゃあ〜〜』  KAIDAN NO KAGAKU Part2 TATARI JYAAAA by Nakamura Mareaki  中村希明 著  1989年7月20日  講談社ブルーバックス

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